人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想
- 作者: バーバラ・N・ホロウィッツ,キャスリン・バウアーズ,土屋晶子
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2014/01/16
- メディア: 単行本
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読みやすさ★☆☆
SIDS(乳幼児突然死症候群)、怖いですよね。これは原因不明といわれていますが、写真の書籍に原因と思われる情報がありました。
著者は、人間が恐怖やストレスで心臓疾患になることと、動物が捕獲の際に恐怖で死んでしまうことの共通点から、人間の乳幼児が大昔の、肉食獣に狙われていたころの習性で、捕獲されたような状態にしてなったときに心拍が落ちてしまうのではないかと予想しています。
捕獲されたような状態というのが、
・うつぶせ
・おくるみにくるまれている
という2点です。
動物は捕食者に狙われたときに心拍を落とし、じっと隠れます。乳幼児は落ちた心拍が戻りにくいのでしょう。
寝かせるときは仰向けにするのはよく知られているので、さらにおくるみでしっかり包みすぎないよう、気をつけるといいと思います。