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自然派ママの育児耳より情報

添加物はなぜよくないのか?腸内細菌の重要性

食べ物や日用品に含まれる防腐剤などの添加物は、腸内細菌を殺してしまいます。腸内細菌の重要性は最近テレビでもいわれるようになり、腸内フローラという言葉を使ったりしています。

 

腸内細菌とは腸内に生息する微生物のことですが、彼らは食べ物の消化を担っています。民族や家庭によって消化出来る食べ物が異なるのは、彼らが違うからです。こどもの腸内細菌は母親に近くなります。

 

パンダが肉食から笹食になったのも、彼らの変化によるものです。

 

腸内細菌は免疫にも大きく関わっており、腸内細菌に悪玉菌が多いと病気になりやすく、善玉菌が多いと病気に強くなります。

 

ヤクルトの、生きて腸まで届く!という健康食品の宣伝は、腸内細菌に善玉菌を増やそう、という意味です。

 

また、主流の学説ではないものの、千島学説では、血液は骨髄ではなく腸内で作られているといいます。血液は全身をめぐる重要なのもの。その血液を作る腸内が、排泄物がこびりついていたり、悪玉菌が多いとどうなるでしょう。

 

千島学説入門―生命発生からガン治療まで

千島学説入門―生命発生からガン治療まで

 

 

藤田紘一郎氏の「脳はバカ、腸はかしこい」では、

腸は生物の歴史の中で脳より先にでき、誘惑に負ける脳と違って賢い

と言っています。原生動物には確かに脳がなくても腸は必ずありますよね。また最近の研究では、

ホルモンを出すなどの体の司令は脳だけでなく腸も同等に出していることがわかっています。

脳はバカ、腸はかしこい

脳はバカ、腸はかしこい

 

 

つまり、

腸はただの消化器官の1つではなく、全身に関わるとっても大事な器官なのです。

 

免疫、さらには性格にも影響すると言われています。腸内細菌に快適な生息環境を提供することが健康の大きな足がかりとなるのです。

 

幼い子どもを病気から守るには、良質な食べ物を与え、規則正しい生活をし、睡眠をたっぷりとることで、腸内細菌が住みやすい環境を維持することが一番重要です。

 

食品を買うときは原材料をしっかりチェックし、カタカナ名のよくわからないものや、アミノ酸等、ショートニングなどが入ったものはなるべく買わないようにしましょう。