電気代500円というタイトルに惹かれ、読んでみたアズマカナコさんの本。洗濯機も冷蔵庫もないのに楽しく快適に過ごしているという事実。これを読んで、まっさきに思ったのは、防災キャンプを毎日しているようなものだ、ということ。これから地震や台風、水害で停電するかもしれない。真夏や真冬に停電したらどうしよう、と不安でいましたが、それは電気を使いまくる生活をしているからであって、電気を使わない生活をしていればどうってことなくなるのでは。
太陽とともに起き、暗くなったら眠る。それで夜の照明は不要。やってみたら、意外と暗くても平気でした。ソーラーランプをつけたり、キッチンの手元の照明だけつけたりすると、なんだかキャンプみたいで楽しいし、もう寝る時間だということがよくわかる。トイレもドアをきっちり閉めなければ、他の部屋からもれる薄明かりで問題なく使えます。
solar puff(ソーラーパフ) ソーラー式エコライト solar puff ソーラーパフ ウォームライト PUFF-15WL
- 出版社/メーカー: solar puff(ソーラーパフ)
- 発売日: 2016/02/25
- メディア: スポーツ用品
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ソーラーライトは、ビジュアルと子どもがさわっても大丈夫な安全性を考えてこちらを購入したところ、大当たり。晴れの日に外に出しておけば、朝まで明るさが持続します。やわらかくて落ちても投げても問題なし。見た目もおしゃれ。
そしてもう一つが炊飯器。おそらく保温がかなりの電気を使っていたのでしょう。お米を炊くというと、専用の鍋や土鍋でなくては炊けないという思い込みがあったのですが、なんと普通のお鍋でもおいしく炊けるんです。ためしにティファールのお鍋でやってみたところ、おいしい!炊飯器よりおいしいのです。しかも短時間で炊けます。高い炊飯器や土鍋を探していたのはなんだったのでしょう。
それからつけっぱなしの空気清浄機もスイッチオフ。トイレの便座もふわふわ貼り付けタイプのカバーをつけてオフ。
そして冬場はこたつが一番省エネということで、思い切ってダイニングテーブルを処分して椅子生活から床に座るちゃぶ台にチェンジ。電気代が月に1万も跳ね上がる遠赤外線ヒーターを2台も購入していたのに。
はやりの海外みたいなインテリアにするために、大きなダイニングテーブル、ヒーター、みんな持っているから空気清浄機・・・いろいろ買ってきたけれど、本当に必要だったのかな?アズマカナコさんの「身の丈」っていう言葉がすごくしっくりきました。
電気を使わず、あるもので暮らす。昭和のお母さんがお手本のライフスタイル。なんだか自分にとても合うような気がするのです。これが和風マダム・シックなのかな。
これから来る真夏を乗り切れるような食べ物は、昔から日本人が自宅で作って食べてきた漬物や薬味、調味料や旬のお野菜たち。高価な電化製品、サプリメントやマッサージなどでお金を使う前に、身近にあるものでできる健康法をまずやってみよう。
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