
「一生食べていける力」がつく 大前家の子育て (PHP文庫)
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/07/04
- メディア: 文庫
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読みやすさ★★★
経営コンサルタント、起業家の大前研一さんの子育て本です。奥さんが外国人で、ハーフの見た目の長男、次男がいるそうです。自らアメリカに留学したり、自分の会社を立ち上げたりしています。
以下、参考になったことです。
- 学校で学べるのは集団行動のみ
- 英語で重要なのは文法ではなくどれだけ自分の言いたいことが表現できているか。日本の文法重視の英語教育では英語が話せるようにはならない
- 異年齢交流が大切なので、ボランティアやサマーキャンプに参加させる
- 勉強するくらいならゲームしろ、と言っていた。近頃の進化したゲームの攻略は緻密な計算が必要で頭が鍛えられる
- 小遣いは自分で稼がせる。家事や、お金を払う価値のあるアイデアや働きをしたときに親が報酬として支払う
- 食事の時間はテレビではなく討論の時間。調べてディスカッションする力を鍛える
- 家族旅行は細かいところまで子どもに計画させる
やはり視点がグローバルですね。世界で活躍する人材を育てるヒントがあると思います。これもやはり、「考える力」を育てる子育てですね。