こんにちはサティです。
記入が細く大変な羽仁もと子家計簿を今年1年使用しました。半信半疑ながらとにかく指示通り細かくつけてみようと思い、毎日、開くこともあるけれども1週間以上はあかないようにつけていくと、最初は調べながらやっていった項目分けも大体覚えてできるようになりました。
そして今年1年自分が何にどれだけ使ったのか知りたくなり、気になる項目をピックアップして集計してみました。
例えばおむつにはいくらかかっていたのか、私の服、医療費はどうだったのかなど集計するとすごく面白くて、私だけがいろんなことに使っていることが判明し、反省しました。子供はもちろん使いませんし主人も自分のことにはほとんど使いません。去年はギターを買ったのが少し高価だったくらいです。
これまでいろんなネット家計簿を試し手軽につけられると言うところも重視してきました。この家計簿は全然手軽じゃないのですが、収支と支出を全て出して書き出すので、漏れがありません。というか、1年使っていると、漏れがないようにしたくなるので、クレジットの明細もレシートを取っておいてきちんとすべて照らし合わせますし、主人にもすべて報告してもらいますし、お金の動きを追うことが習慣になるのです。
そのおかげでクレジットカードの不正使用にもすぐに気づき、カード会社に連絡して、その分の支払いを止めてもうらこともできました。
貯金をするのに1番必要な事は稼ぐことよりも使わないことです。そのためには予算感覚を身に着けることが必要ですが、この家計簿で初めてその感覚をつかんできた気がします。
また、交通費や駐車場代などの項目が交通費でなく、目的の項目に入れるので、例えば子どもの習い事のための駐車代だったら子どもの教育費にの欄に入記入しますし、私のセミナーの駐車場代だったら私の教養費にいれますので、何のための支出かを見つめなおすことができますし、本来の目的のために余計な出費がけっこうあることもわかります。
また、医療費や衣料費なども、人ごとに分けてつけていたら一年間の集計で誰にどれだけ使ったかも出せますので面白いです。
2年目からさらに威力を発揮する家計簿だと思いました。