seven play's blog

自然派ママの育児耳より情報

「君の名は。」「千と千尋の神隠し」神の名を取り戻すというテーマが本当に言いたいこと

最近このtoland vlogさんの動画がマイブームなんですけれども、ご存知でしょうか。古代文明を紐解くと、世界のあらゆる文明の元が日本だったんちゃうんか??て結論にことごとくなるという愛国心をくすぐるチャンネルなんですけれども。

そのなかで有名な大ヒット映画の「君の名は。」を紐解く回では、新開誠監督が、明らかに隠された古代の女神を示唆しているという内容でした。

 

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動画の内容は詳しくは述べませんが、「千と千尋の神隠し」も自分の名を取り戻していくというのがテーマで、ラストはハクが実は白龍という神様であったというストーリーでした。

そこで動画ではまとめとして語り部のサムさんが、神の名を取り戻すということは、単に神の名を唱えて信仰するということではなく、神と崇められた山や滝や川などの水、自然そのものへの信仰を取り戻そうということが真のメッセージなのではと話しており、もう、、、

ガーーーンと

私は衝撃をくらいました。。

 

「ていうか、神さまってなに?」とか龍神様の本なんか一時期ブームになってましたよね、私もいくつか読んで影響を受け、家に神棚を祀り、いろんな神社で正しい参拝をしていたんですよ。

 

 

 

私はちゃんとお参りしているんだと思っていたんですけどね、そう言われたら、ほんまや、私は神様の名前を正しく認識していただけで、その神のもとになった自然のことは考えてなかったと。

言い訳すると自然への信仰というか畏敬の念はしっかりあって、中学生のころから川は汚したらあかんと思って自然洗剤を使ったり、動物を人間の下だとは思えず、対等、むしろ上なんちゃうかぐらいの勢いで尊敬していて、それがもとでベジタリアンになりました。日本の生態系がぐちゃぐちゃだから、立て直すために狼の導入を考えているNPOや、熊を殺す行政を止める活動をしている熊森協会というNPOにも入って応援しています。だからけっこうね、自然を大切にしている方だと思うんですよ。でもね、、

なんかそこ抜けてました!!

命の水は川にもともとあるわけじゃなくて、湧き水が源で、それを生む山そのものが神だったんだと。だから古代の人は湧き水の出るところに社を建て、山を祀ったんだと。いろんな神様の名前とか古事記とかかじっていい気になってたなと。。反省しました。。

 

ちょうど先月、奈良の天川村にキャンプに行ったんです。そしたらそこは日本一水がきれいで有名だったらしく、湧き水が出る場所がそこら中にあって、無料で汲み放題なんですよ。駐車場代はいるんですけど、水はただ。そんなありがたい話あります??きれいな水がただで飲めるって、世界中探してもあんまりないと思います。日本はそういう神のご加護としか思えないありがたい場所がある。それに感謝する心を日本人が本当に失っていってるなと。

山の恵みも、水の恵みも、当たり前で、自然になにも返さないばかりか破壊するばかり。心の貧しさもそれに比例していっているように感じます。

モンスターママ友の回でも書きましたが、そもそも議論できるほど精神が自立していない人がいたり、信号で歩行者が待っていても絶対車が止まらなかったり、国の宝であるこどもより老人を優先する政治だったり。すごく、すごく心が貧しくなっていると感じます。

すごい勢いで生態系が破壊され、昆虫や動植物が絶滅していて、それに比例して「人類の語彙が減っている」と言っている人がいて、語彙という部分はよくわからないのですが、心が貧しくなっているのを感じます。

古代文明や神話は、人類が所有をやめ、平等に分配し、平和に生きることができれば滅亡は免れるが、このまま物質主義から抜け出さず破壊を繰り返すのであれば、人類に怒った神々が大災害を引き起こすであろう・・というメッセージを残しているそうで、今まさにその時代に入りつつある、とスピリチュアル界隈で言われているらしく、日本政府が日本を破壊しにかかっているとなればそうなってもおかしくないなと妙な納得感もあります。そろそろ、目を背けるのは終わりにする時が来ています。