3DKのマンションのなかの、8畳のこども部屋。小学生低学年と、未就学児(幼稚園の年中)の男の子です。
学習机をスリムなツインデスクにし、洋服を壁面収納にすることで、狭くても広々とした印象にできました。
1.テーマカラーを決める
色を3色におさえると、ぐっと統一感が出ます。基本カラー70%、サブカラー20%、アクセントカラー10%の割合で使用するのが目安です。(お洋服もそうですよね!)
わがやは男の子ふたりなので、さわやかな青、白、明るい木目にしています。
2.コンパクトな家具を選ぶ
狭い家に大きな家具を置くと、それだけで圧迫感があります。コンパクトなものや折りたためるものを選べば引っ越しもラクだし、次の家でも組み合わせやすくなります。
このツインデスクは奥行きが45cmとスリム。一生紀さんというメーカーさんのもので、美しい天然木、かわいいデザインなのにそんなに高くないんです。ベルメゾンやLOWYA、ニトリなどいろんな学習机と比較した結果、ここを選びました。あんまり高価なものだと買い替えができませんが、これくらいであれば引っ越して次の家にサイズが合わなくても手放すことができます。通販だと、届いてみたら写真と違って安っぽくてがっかり・・ということもありますが、この商品はそんなことはなく、とっても満足です。
↑わがやは幅150cmのものをヤフー店で。
↓スタンダードの幅180cmは公式サイト、Amazonにあります。
いちばんスタンダードな形。
こちらのチェアはランドセルが置けて、車輪付き。毛足の短いカーペットの上なら転がせます。2人いるからランドセル置き場いるなと思い、1脚はこちらのタイプにしてみました。
どちらも、自分で組み立てるものが一番お安く、完成品は少し高くなります。また素材が高級感のあるこげ茶色のウォールナットなどになるとさらに高くなります。
壁面収納は、IKEAのビリーと、ニトリのNポルダシリーズを、上部と幅がぴったりになるよう組み合わせています。
左のハンガースペースは7歳の長男用、右のハンガースペースは5歳の次男用で、少しポールの位置を低くしています。ハンガー下の下着類とあるボックスは4つ用意し、
- パンツ
- 靴下
- ランチョンマット&お弁当袋
- ハンカチなど
に分けています。
増えていくバッグやリュックなどはフックがたくさんついたハンガーに吊るしています。↓
こどもの手が届く下半分はこどものものを、上半分は大人のものを置いています。
3.地震対策
ドア付きのドレッサーや本棚にしなかった理由は、地震対策。つっぱり棒タイプなら、倒れるまでに時間がかかるので、逃げる時間がかせげます。重いものは下部に、上部には軽いものを置いています。本棚のビリーの上は少しだけ隙間があったので、発砲スチロールブロックを入れて隙間を埋めています。
引っ越し予定がなく、大家さんの許可が出るなら、壁にアンカーボルトなどを埋め込んで、がっちり固定するのもいいと思います。業者さんに依頼するときは、「家具固定」で「くらしのマーケット」などのマッチングサイトで検索すれば探せます。
4.こどもが片付けしやすいように
こどもって片付けしませんよね。なので少しでもハードルを下げるため、ワンアクションでできるようにします。ゴミ箱(右端の茶色いボックス)は、ぽいぽい入れられるよう大きなサイズに。壁面収納のPC下のぬいぐるみ入れなども、大きめのボックスに。本棚は多めに用意。
細かく分けると面倒になるので、ざっくりとだけ分けて、あとは考えずに入れられるようにすれば、じぶんでやってくれるようになりました。
ワンアクションでできるようには、この本から学びました。