seven play's blog

自然派ママの育児耳より情報

自然療法はする方も癒してくれる

自然療法は一般的には効果があると認められていません。日本には薬事法という法律があるからです。でもこれは、薬を売りたい人たちが作った新たなスタンダードであり、

それまでの日本をはじめ世界では民間療法が何千年、何万年も用いられてきました。なかには効果がないものや、ニュースであるように緊急の外科処置が必要なのに宗教で禁じられていたためせず・・・というケースもありますが、それはほんの一部の間違った利用方法と考えた方がいいと思います。

ここでは自然療法にどれだけ効果があるか実験した、というようなことは取り上げずに、治療効果の先にある恩恵について書きたいと思います。

 

 

健康なこどもに用いる手当というと、風邪の熱や鼻水、咳、アレルギーのくしゃみや咳、それからケガあたりだと思います。こどもの風邪には、薬は実はほとんど不要なんですよね。解熱剤は体がウイルスを殺すために出す熱をおさえてしまうので完治が長引きますし、咳どめなんかも同じです。ウィルスや菌を外に出すために咳や鼻水を出しているのに、それをとめてしまったら体にとどまってしまいます。

しかし、なにかをせずにはいられないというのが母親の心理なのだと思います。薬は不要とわかっていても、しんどそうなわが子になにもしないというのがはがゆいんですよね。

私は効果があると信じて簡単な自然療法をしていますが、それ以外にも、こどもに手当をしてあげられるという満足感を感じられることに気が付きました。薬だと副作用の心配や、さきに書いたように実は自然に備わる治癒力を邪魔してしまうというデメリットがありますが、自然療法に使うのは身近な食べ物なのでデメリットがありません。あるとそれば手間がかかるということくらいでしょうか。

 

たとえばこどもに高熱が出たとき、「頭が痛い、痛い」、としんどそうでかわいそうでした。自然療法の本をめくると、『菜っ葉をおでこに巻く』と書いてあったので、冷蔵庫にあった新鮮な小松菜を一枚とって洗い、おでこにあて、てぬぐいを巻いて固定しました。

するとひと眠りしてから起きたこどもは、「なんか痛いのおさまった!」といってご飯を食べ、遊びだしました。

 

またアレルギーによる鼻炎で鼻がつまって不快そうなとき、『ネギを切って鼻にあてると通りが良くなる』とあったので寝るときに貼ってあげると、翌朝本当に通りが良くなりました。

咳が続くときはレンコンパウダーのコーレンが効くので常備していますし、喉が痛いときは蜂蜜大根です。

こんな風に、本当に効きます。そして、自分がこどものために何かしてあげられるということが、こどもを心配する自分の精神を癒すことにも気が付きました。

そして、こどもを治してくれた食べ物、それを育ててくれた大地に感謝するのです。薬だと、こんな気持ちは生まれません。

 

とってもシンプルで写真が大きくてわかりやすい一冊。薄くて、よくある症状に絞っています。

 

こちらは辞書的な本で、いろんな症状を網羅しています。こどもに限らず、成人男性、女性のいろんな症状別に対処法が載っています。

夏に特化した本。猛暑を乗り切る自然のパワーの使い方が書いてあります。

 

そうそう、それに、手当をしてもらったこどもの方も、お母さんが自分のために何かしてくれているのを横目で見るだけで嬉しいと思います。弱気なときだからこそ、抱きしめて、体に触れてほしいと思います。

シュタイナーの親子教室で、ハーブを使ったこどもへのマッサージを教えていただいたことがあります。カレンドラのこども用マッサージオイルを、寝る前のこどもの手足に塗り、軽くマッサージするだけでこどもは大喜び。寝つきもよくなりました。

 

ヴェレダは老舗のオーガニックブランド。安心して使えます。香りもとてもいいです。

 

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