seven play's blog

自然派ママの育児耳より情報

子どもと楽しむ旧暦カレンダー2023出版しました!無料キャンペーン中♡

 

遅ればせながら、今年のカレンダー販売開始しました!

けっこう作るの大変だから、今年はもういいかな・・とか思っていたのですが、これがないと自分がいつ行事したらいいかわからない!💦ということで、やっぱり今年も作りました!

kindle Unlimited入ってる方は無料で見られますが、そうでない方はぜひ2/27までにご覧ください^^

 

子どもの行事って、本当は一か月遅れなんですよ!お正月も雛祭りも端午の節句も。

本来の暦といっしょなのは、節分の豆まきと、十五夜のお月見くらいかな。冬至のお祭りはクリスマスに置き換わっています。

一か月ずれると、気候が全然違います。たとえば雛祭りは3月3日にやりますが、まだ桃の花は咲いていません。本来は今年であれば4月22日。桃の花が満開の時期。暖かく、過ごしやすい気候です。どこに行ってもヨモギがしげっていて取り放題。蓬餅を作ったり、蓬湯に入ったり。

 

端午の節句は5月5日で、快晴の空に舞う鯉のぼりが思い浮かびますよね。でも鯉のぼりは中国の故事の、鯉が滝を昇って龍になるという、立身出世を願うもの。6月22日の梅雨時期にやるのが本来の姿です。

カラっと晴れた5月と違い、6月の梅雨時期は湿り気があり、菖蒲の花が咲き、みずみずしい空気。そんな中、柏餅を食べたり、邪気を払う菖蒲湯に入ったりします。

 

七夕も、新暦7月7日はまだ梅雨時期で、曇り空が多い時期。旧暦7月7日の、新暦でいいうと今年8月22日は梅雨はあけ、空がよく見えます。

こんな風に、時期がずれると気候も旬の食べ物もぜんぶ違うから、スーパーや和菓子屋さんに商品は並んでいるけど不自然なものです。

行事食というのは旬の食べ物で免疫力を上げるもの。旬じゃないもの食べたら本末転倒です。。

 

旬にやると本来の意味がわかり、歴史や文化を子どもに説明できて、子どもと一緒に季節を味わえて、とっても楽しいんです。子どもの中に文化や宗教心が根付いているのがよくわかります。

 

自分は何者かって、人間にとってとても大切なアイデンティティで、それがあるからどこででもやっていけるのだと思います。国がない民族や土地を奪われた人たちが戦争してまで争うのは、譲れないアイデンティティ、心のふるさとだからです。生みの親に会ったことがない子が親を探そうとする描写もよく目にします。

国際化が進むなか、自分の国の文化を知り、愛することは子どもたちにとても必要なものだと思います。